1995年から始まった「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会が、その年をイメージする漢字一字を全国公募して、最も応募数の多かった漢字一字を京都清水寺の貫主が巨大な和紙に揮毫します。
令和二年は、やはり「密」でした。私たち東大阪市リージョンセンターでも、これに倣い「東大阪市リージョンセンターの今年の漢字一字」を公募したところ、総数525票ものご応募を頂きました。最も応募数の多かったのは、こちらもやはり「密」でした。東大阪市リージョンセンターでは、選ばれた漢字一字を、書道家の岩崎碧泉先生に日下リージョンセンター二階の多目的ホールで揮毫して頂きました。密は今年、どちらかと言えばマイナスイメージの漢字として捉えられましたが、きめ細かいこと、親しいこと等のポジティブなイメージも持ち合わせています。
他に応募数の多かったものを見てみると、「禍」「忍」「耐」などが続きますが、五位に「家」六位に「楽」七位「絆」等、withコロナの時代を象徴するかのような漢字も見受けられました。間もなく新しい年「令和三年」を迎えます。新しい年には、新型コロナウイルス禍が終息し、平穏な一年になります事を祈ります。